先輩スタッフインタビュー
インタビュー:事務局長Mさん
この仕事に就こうと思ったきっかけは?
司法書士事務所でアルバイトをさせていただいたことがきっかけでした。
田舎の小さな事務所でしたが、テレビ、雑誌及びラジオで大々的に広告を打ち出していたため、相談数はかなり多い事務所でした。
先生が一人でされていたため、事務員が依頼者と深く関わることができ、私はその中でも一番相談が多かった債務整理を専門で担当していました。
直接先生に付いて裁判所へ行くことも多々あり、法律の仕事の楽しさ、奥深さ、感謝される喜びを知りました。
その後、権限や業務範囲に制限がない弁護士事務所でもっと多くの方を助けるお手伝いがしたいと思い、弁護士事務所で働きたいと思うようになりました。
職場の雰囲気はどうですか?
20代~30代が活躍する活気がある事務所です。
弁護士と事務員の距離も近く、また事務局同士のOJT制度も整っているため、質問が飛び交ってます。
私自身も事務局とのコミュニケーションを大切にし、常に気にかけるようにしています。
事務局との定期的な面談も行っていますが、それ以外にも、悩んでいたり、元気がなさそうな事務局がいたら声をかけ、話を聞く機会を作るようにしています。
このように、たくみ法律事務所は、事務局、弁護士がしっかりとコミュニケーションをとりつつ、互いに助け合い、高めあっている事務所です。
業務内容について教えて下さい
当事務所では評価制度があり、自分が頑張れば頑張った分認めてもらう事ができます。
評価してもらった部分はきちんとお給料にも反映してもらえます。
評価制度により、自分が成長した部分、足りない部分が分かるので成長を感じる事ができるとともに次の年への仕事の活力にも繋がっています。
仕事内容においても専門性が高い分、日々の業務の中でも成長を実感出来る最高の環境だと思います。
就活中の皆さんへのメッセージをお願いします
就職活動は、世界を広げるチャンスです!
様々な業界の企業を訪問し、たくさんの人と出会うことは、社会人になってからもきっと役に立つと思います。
また、就職をする際には、実際どんな仕事か、自分にあっているかなんて、やってみないとわかりません。
そして、実際に働く仕事の中で見いだせることでもあります!
一度しかない自分の人生を後悔しないよう、納得いく就職活動にしていただければと思います!頑張ってください!
インタビュー:事務員Nさん(4年目※取材当時)
どのようなお仕事をされていますか?
弁護士の交通事故案件に関する業務全般をサポートするお仕事です。
交通事故案件に関する事務的な業務に加え、お客様との連絡窓口としての役割、弁護士がそれぞれの案件について検討しやすいよう、第一案を作成するのも私の仕事です。
弁護士と事務の2人1組でひとつの案件を進めていくので、早期解決に向けて迅速に対応することに加え、ひとつひとつの業務に対する丁寧さ、報告・連絡・相談の正確さも求められます。
また、弁護士が、弁護士にしかできない業務に集中するため、広く臨機応変に対応する力も求められます。
弁護士にしかできない業務は裁判に出ることや、口頭で交渉をすることなど、それほど多くはありません。
それ以外のことは事務でもできる仕事だと思い、何でも挑戦することを意識しています。
判例や文献を読んで、弁護士が交渉する材料探しをするのも私の仕事です。
難しい仕事に行き詰まったときは弁護士が直接教えてくれます。
お客様対応の仕方から専門知識のつけかたまで、日々勉強になることがたくさんあります。
うれしかったことにまつわるエピソードを教えてください
案件が解決したお客様から名指しで感謝のお言葉をいただけたときです。
法律事務所に依頼されるお客様は、弁護士に依頼しているのであって私達事務に依頼されているわけではありません。
実際に損害賠償に関する金額交渉を行い、お客様が受け取られる金額が大きくなるよう尽力しているのは弁護士です。
しかし、事務という立場でもお客様に感動を与えることはできます。
忙しい弁護士にかわり、お客様の安心のために定期的に連絡を取ること、お客様の不安を取り除くために疑問・質問をお受けし、丁寧にお答えすること、お客様とのお話の中から弁護士に対する要望を汲み取り、弁護士へ伝えることなどを繰り返すことで、お客様と事務との間にも信頼関係を築くことができます。
そうしたことを心がけた結果、「先生とあなたに担当してもらえてよかった。ありがとう」というお言葉をいただくことができました。
専門知識をつけ、業務の幅を広げて弁護士の助けとなり、弁護士から褒めてもらえることももちろん嬉しいのですが、すべての業務はお客様のために行っていることなので、お客様自身からありがたいお言葉をいただけることが、なによりのやりがいです。
たくみ法律事務所を選んだ理由を教えてください
交通事故という強みをさらに伸ばしており、事務員にも弁護士に近い仕事を任せてもらえるからです。
私が大学生のとき、弁護士になっても自分の専門分野を見つけ、他の弁護士との違いをつくっていかないと、弁護士として成功することは難しい、と聞いていました。
それぞれの法律事務所にはそれぞれ一番力を入れている分野がありますが、ここでは交通事故にもっとも注力していて、九州最大級になるまでに力を伸ばしているということを知りました。
成長の勢いがとてもあるこの事務所なら、学べる事が沢山ありそうだと思ったことが、この事務所を選んだ大きな理由です。
内定が決まったあとはアルバイトとして月2回出社していました。
前職との掛け持ちだったため、前職が休みの月曜日しか出社できませんでしたが、毎週だと大変だからと隔週での出勤ということで、考慮してくださいました。
アルバイト中から一般的な事務職として行う単純な書類作成、発送のみでなく、法律の知識を使っての慰謝料の計算、事故態様から推測される過失割合の検討、訴状の作成など、弁護士が行う仕事に近い仕事まで教わりました。今は交通事故を専門にする弁護士の担当事務として日々さらに新しいことを学んでいます。
就職活動へのアドバイスをお願いします
一緒に働きたいと思える人と出会えるかどうかが一番のポイントだと思います。
周りに相談しやすそうな環境か、尊敬できる人がいるか、ということを知るために、積極的に会社説明会や先輩社員との座談会に参加することをおすすめします。
自分がいいなと思った人は相手も自分の事をいいなと思ってくれているものです。
一生懸命自分を良く見せようとする必要はありません。
これから何年も一緒に働いていく仲間になるのですから、素の自分を好きになってくれる人・会社を探しましょう。
インタビュー:事務員Kさん
入所のきっかけを教えて下さい。
私には二人の子供がいますが、上の子供が小学校に入学したタイミングで、もう一度法律に携わる仕事がしたい、との想いから法律事務所で働くことを考えました。
しかし実際には、家事・育児との両立ができるだろうかという不安もあり、まずはパートという立場で勤務を始めました。
最初は交通事故案件業務のお手伝い等から始め、だんだんと担当も任せてもらえるようになりました。
たくみ法律事務所は、個人の事情に合わせ業務配分や勤務体系も融通を利かせてもらえるため、業務にも慣れ、下の子供が小学校に入学したタイミングで、正式に社員として入所いたしました。
日々どんな仕事をしていますか?
主に、交通事故分野の案件を担当しています。
保険会社や依頼者の方へ送る文書やメール草案を作成したり、弁護士の指示を電話で伝達したり、必要な資料を揃える等々、弁護士が事件を解決するために必要となるサポートをしています。
また、法律事務所の仕事というと、書類作成のイメージが強いかと思いますが、依頼者の方の通院の記録等から、相手方へ請求する損害額を算出したり、弁護士報酬を計算したりと、実は数学的な要素の業務も多いのです。
弁護士は多くの案件を同時並行で処理しているため、各案件に1人ついている担当事務がしっかりと進捗を管理し、必要な手続きの漏れや遅れが生じないよう、気を付けています。
その他、お受けしたご相談の内容や件数を分析し、そこから見えてくる課題や業務の効率化等を検討する所内プロジェクトチームに参加し、会議で決まった内容を事務所内に周知する業務も行っています。
また、社会人としてのこれまでの経験を活かし、業務にあたる姿勢等について事務所メンバーを指導したり、メンバーからの意見を吸い上げる役割も任されています。
仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
時短勤務で時間に限りがあるため、業務効率と優先順位を特に意識して業務にあたっています。
その日のうちにやらなくてはならない仕事を、全て対応しきれることが理想ですが、現実はそうもいきません。
その日のうちに絶対にやらなければならない仕事は何なのかを見極め、それらの業務を効率よくスピーディにこなすよう心掛けています。
また、弁護士が相手方との交渉や過失割合検討、訴訟準備等に時間を有効につかえるよう、それ以外の業務は積極的に引き受けるようにしています。
弁護士から任せてもらえる業務が少しずつ広がることで、自分の成長も感じられ、また頑張ろうという活力に繋がっています。
なにより、交通事故に遭われて苦しまれている依頼者の方にとって、スムーズに事件が解決することで、少しでも気持ちが軽くなるのではないかと信じて、日々業務に当たっています。
これまで苦労したことと、これからの目標を教えてください。
以前法律に関する業務に携わっていたとはいえ、扱う法律も全く違う交通事故という分野は全くの未知の領域であり、もともと自動車や保険に興味があったわけでもなかったので、最初は耳にする言葉一つ一つが呪文のように聞こえるほどでした。
しかし、先輩事務の方々から丁寧に業務の基礎から教えていただき、仕事に慣れていくことができました。
今後は、交通事故やそれ以外の分野でも、まだまだ経験できていない範囲の仕事にも挑戦していきたいと思っています。
さらには、過去の経験を活かして、たくみ法律事務所が交通事故と併せて注力している企業法務の分野でも活躍していければと考えています。
インタビュー:事務員Hさん(1年目※取材当時)
たくみ法律事務所を志望したきっかけを教えてください。
大学では法学部に在籍し、法律を学ぶ中で、将来は法律に関わる仕事がしたいと漠然と考えていました。
法律事務所を志望したのは、当時アルバイトをしていた予備校での経験がきっかけです。
プロの講師と生徒の間に立って生徒の学習をサポートする中で、生徒に近い立場だからこそできることも多いと感じ、自分がこれまで学んだ法律の分野で、法律のプロである弁護士と依頼者の橋渡しをする仕事をしたいと考えるようになりました。
法律事務所はたくさんありますが、最初に受けた法律事務所がたくみ法律事務所で、他の法律事務所に比べて弁護士に近い業務を任せていただけること、若いうちから様々なことを経験できる環境があると感じたため、他の法律事務所は受けずにたくみ法律事務所に入所することを決めました。
苦労したことはなんですか?
内定をいただいて正社員になるまではアルバイトとしてお仕事をさせていただいていました。
最初のうちは覚えなければならないことが多く、全体の流れが理解できていなかったので、自分がしている業務が何のためのものなのか理解するのに時間がかかり、苦労しました。
そこで、初めて対応する業務をする中で疑問に思ったことは、理解できるまで質問して教えていただくように心がけました。
教えてもらうばかりでなく質問することで理解も深まりますし、私が感じる疑問は依頼者も感じる疑問であることが多いので、過去に質問したおかげで依頼者に説明できた、という経験もありました。
職場の雰囲気はいかがですか?
面接のときに、そのまま業務体験をさせていただきました。
そのときはみなさん黙々と仕事をされているという印象で、これが事務職の空気感かと思い、とても新鮮でした。
お昼休みには、みんなで食事を一緒にとることが多く、その中で楽しくお話ができて少しずつ馴染んでいくことができたように思います。
心がけていることはなんですか?
私は、疑問が生じたら自分が納得できるまで確認したい性格なので、先輩事務に本当によく質問をさせていただきました。
ですが、先輩事務は私の何倍もの案件を担当していて、忙しい中で私に教える時間を作ってくださっているので、同じことを何度も聞かないこと、一度聞いたことは身につけることを意識しました。
最初は、初めての業務内容であることもあり、教えていただく内容で頭がパンクしそうになることもありましたが、自宅で時間を見つけて教えていただいた内容を自分なりに整理するなど、復習して理解する時間を作るようにしていました。
現在取り組んでいることを教えてください。
弁護士が弁護士にしかできない業務に専念できるように、事務で対応できる業務範囲の拡大に取り組んでいます。
弁護士に近い業務を任せてもらえる環境があることは、私が、たくみ法律事務所を最初に志望した理由のひとつでもあります。
私はこの環境の中で、自分の能力の向上を通して少しでも弁護士の負担を軽減したいと考え、自分が対応できそうな業務は率先して取り組むようにしています。
たとえば、依頼者や保険会社への連絡や、事故態様や過失割合を検討し、相手方と交渉する書面の草案を作成するといったことです。
依頼者への連絡では、やりとりを重ねているうちに少しずつ信頼していただき、頼りにしていただいたりお礼を言っていただけたりすることが多くなってきて、嬉しく思います。
保険会社との連絡についても、私あてにご連絡いただけることも多くなり、やりがいを感じています。
請求書面の草案の作成は、先生に作成いただいた書面をいつも見ていて自分も作成してみたいと思い、希望を伝えて徐々に作成の機会をいただけるようになりました。
依頼者や保険会社との連絡をほとんど任せていただけるようになってきた案件もあり、少しずつ業務の範囲が広がっているように感じます。
たくみ法律事務所はやりたいと声を上げると任せてもらえる恵まれた環境だと感じています。
しかし、現在はやりたい業務を全て自分でできるわけではなく、弁護士の丁寧な指示とサポートの先輩事務の指導があるから対応できている状況です。
今後はできるだけ自分でも判断しながら対応できるようになること、任せていただける業務の範囲をより広げていくことが目標です。
そのためには自分自身が知識を増やすこと、経験を積むことが必要になるので、貪欲に業務をもらうことと自分で知識を増やす努力を継続していきたいと思います。